Sendai Nuclear Science Colloquium (No. 183)
素粒子ミュオンの社会的貢献
永嶺 謙忠 教授
高エネルギー加速器研究機構物質構造研究所
日時: 2004年5月11日(火) 16:20 - 17:50
場所: 東北大学理学研究科総合棟7階 743号室

Abstract:

 加速器や宇宙線で得られる素粒子ミュオンは、寿命は短いが(2.2マイクロ秒)、独特な質量(陽子の1/9倍、電子の207倍)とスピン偏極放射性のお 陰で、多彩な応用及び実用科学研究が展開されている。この講演では次の3テーマに関して研究の最前線と緊急性のある社会的貢献についてお話したい。1) 重い電子負ミュオンによる核融合と新しい原子力エネルギー、2)スピン偏極正ミュオンによる新しい物質及び生命診断、3)重い荷電粒子ミュオンのラジオ グラフィーによる新しい自然災害予知と国土安全利用。
16:10から茶菓子を用意いたします。
連絡先:滝川, 笠木, 橋本

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