Heavy Flavor Hadron Physics at SuperKEKB/Belle II
飯嶋 徹 氏
名古屋大学・素粒子宇宙起源研究機構・教授
日時: 2017年6月29日(木) 15:00 - 16:30
場所: 電子光理学研究センター三神峯ホール
Abstract:
Bファクトリー実験による高輝度e+e-衝突データやLHCb実験のデータは、チャームやボトムクォークを含むハドロン系に、“XYZ”と総称される
エキゾチック状態や、ペンタクォーク状態などの発見を次々にもたらした。
この新たな研究領域は、今後のSuperKEKB/Belle II実験のスタート、
LHCb実験のアップグレード等により、更に発展が見込まれる。このセミナーでは、これまでに得られた結果を概観するとともに、
SuperKEKB/Belle II 実験の進捗状況を紹介し、今後の展望を述べたい。