Sendai Nuclear Science Colloquium (No. 144)
高エネルギー重イオン衝突を用いたQGP探索の現状
浜垣 秀樹
東京大学大学院理学系研究科
日時:2001年11月29日(木) 16:20-17:50
場所:東北大学理学部物理C棟208号室
高エネルギー重イオン衝突を用いて、極端条件下でのハドロン多体系の性質の研究、さらにその最終的な目標であるQGPの実験的検証に向けて様々な試みがなされてきたが、昨年、ブルックヘブン国立研究所のRHICでの実験が開始され、新たなエネルギー領域での研究が開始された。セミナーでは、RHICで得られた最新の実験データを中心に、高エネルギー重イオン衝突を用いたQGP探索の現状を紹介する。
当日16:00より茶菓を用意いたします。