Sendai Nuclear Science Colloquium (No. 153)

JAERI-KEK大強度加速器での宇宙核物理・加速器駆動型システム開発基礎研究

永井 泰樹

大阪大学核物理研究センター

日時:2002年06月12日(水) 16:20-17:50

場所:東北大学理学部物理A棟604号室

銀河宇宙の歴史を解明すべく遠方の古い恒星の各種元素量の観測が天文衛星・地上望遠鏡を用い精力的に行われ、又太陽系形成以前の記憶を保持する隕石中の各種元素量の分析が進み興味ある同位体異常の報告がなされている。これら観測に基づき構築される「恒星進化と元素合成」の模型は銀河宇宙の歴史解明に利用される。そしてこの模型構築には恒星内での元素合成をシミュレートする地上実験が不可欠である。

16:10から茶菓子を用意いたします。