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xmgraceのoptionについて


-settype xydy

3列のデータをx成分、y成分、y成分の誤差としてインポートする。一つつければ、複数のデータをインポートする時でも全てに適用される。

-saveall plot.agr

インポートするデータをplot.agrにxmgraceファイルとして保存する。

-param preset.par

xmgraceで事前に整形した軸の太さなどの情報をpreset.parなどと保存しておくことで、別のデータを開くときにそのまま使える。 どの程度の情報が記録されているのか不明だが、Graph appearance, Set appearance, Axis propertiesくらいは保存されていそう。 .parはつけてもつけなくても良さそうだが、参照したやつはつけてた。
これを書いてて気づいたが、preset.parなるものをテキストファイルとして見てみるとplot.agrと大体同じようなもので、アットマークがないものだった。 多分、batchの概念とほとんど同じなんだと思う。

-batch xmg.batch

細かいことをオプションやGUIから書くのがめんどくさい時にこの中に書いておけば良さそうだが、文法がわからない。 調べて見つけた、
WITH ELLIPSE 0
ELLIPSE ON
ELLIPSE LOCTYPE WORLD
ELLIPSE 0,0,1,1
ELLIPSE DEF
はうまく動いて半径1の円が描ける。あとは、グラフの任意の場所に文字を入れ込む
with string
string on
string loctype view
string 0.2, 0.2
string color 1
string rot 0
string font 4
string just 0
string char size 2.000000
string def "Hell0, w0r1d!!"
もうまく動いて、座標(0.2,0.2)に文字を出力できる。justは左揃えとかセンタリングとか。
これらの文字列をxmg.batchなど名付けて保存しておきオプションで呼び出す。 文法は不明だがplot.agrをemacsなどで開いた時のメタデータからアットマークを抜いたものを流し込めるみたい。 個人的には、ファイル名と同じテキストをグラフ上に入れる自動化をするのに使った。

-hdevice EPS -hardcopy -printfile "out.eps"

xmgraceの画像をEPSで出力するときの定型文。PNGでもいける。 解像度の細かい設定はできない(?)が、GUIを経由しないので、何個もplot_1.agr ~ plot_10.agrがある時bashのfor文でまとめて画像化できる。 解像度についてはbatchで対応できそうだが、やり方がわからない。
なぜかpdf出力はできないが、
xmgrace "plot.agr" -hdevice EPS -hardcopy -printfile "plot.eps"
convert eps2:"plot.eps" "plot.pdf"
rm "plot.eps"
などをbashとかで実行すれば、無駄なepsファイルを残さずにpdfの生成ができる。